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お産婆さんに取り上げてもらいました(吉備路の総社生まれ)
むずかしいことをやさしく/やさしいことをふかく…
井上ひさしさんが亡くなり、多くのメディアが功績や評伝、追悼の言葉を伝えていましたね。

「むずかしいことをやさしく/やさしいことをふかく/ふかいことをゆかいに/ゆかいなことをまじめに書くこと」とよく記しておられたそうです。このことを、4月12日の東京新聞の筆洗や朝日新聞の天声人語が伝えていました。早朝のNHKラジオでは内橋克人さんも引用して、言葉の達人の内面に言及していました。作品を仕上げるまで幾度も幾度も、とことんまで言葉を推敲(すいこう)し、身を削るような作業を積み重ねるからこそ、読んで受け入れられ、上演して伝わる言葉に仕上げられているのでしょう。

人にものを伝えることの基本を、端的に表わしていると思います。ところが「むずかしいことをやさしく/やさしいことをふかく……」―これが本当にむずかしいのです。ジョイセフの活動もなかなか容易には理解がむずかしい面があり、どんな言葉ならわかっていただけるのかと、スタッフが日々奮闘している状態です。

★また一人、惜しい人物が逝ってしまいました。以前、氏の講演を聴いた時、弱い立場の人の心を深く理解され、心根の優しい、ユーモアにあふれた(言葉を発する)方だという印象が強く残っています。平和を希求する熱意は人一倍だったと思います。

吉里吉里国の「国葬」で弔われ、見送られることでしょう。65年間、戦争で人を殺していない日本を、どうか監視していてください。
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by joi-maba | 2010-04-14 20:53 | ボキャビル通信 | Comments(2)
Commented by hide at 2010-04-17 14:26 x
戦争で人を殺していないことって、本当に重要なことだと思う。65年間だから、これは日本が平和を訴えていくポイントになるのではないかな。毎日のように世界のどこかでテロだの暴動なんかで死者がでているのを何とかしたいと心底訴えたい。マジで。
Commented by maba at 2010-04-17 23:37 x
そうですね。ここ数年、戦争の記憶を語る高齢者が増えてきましたよね。体験をことばで伝えておかないと生の庶民の歴史が封印されてしまう、という追い立てられるような気持ちなのでしょう。私たちは、聞いた体験から最大限の想像力を働かせて受け止めて、「戦争」を知る義務があると思います。

ちょうど今、「パキスタンで自爆テロによって41人が死亡し…」というニュースが流れてきました。破壊と暴力のない世界をどうやって実現したらよいのですか。答えが出てきません。

誰でも、平和な暮らしをしたいに決まっているはずなのに。武器を作れるようになった人間の宿命? なんともやるせない複雑な気持ちです。 
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