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お産婆さんに取り上げてもらいました(吉備路の総社生まれ)
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中国人口問題の年譜と統計:1949~2012年

こんな本が出ました!

ちょっと価格が高いので、大学図書館や、お近くの公立図書館に推薦して購入依頼をしてはいかがでしょうか。1979年から実施された「一人っ子政策」は、年月を経てさまざまなひずみが現れています。そして今、高齢化も大きな問題となっています。世界一の人口大国・中国の実情を知り、今後の指針を考えるのに最適な参考書です。


出版社の紹介文は次のとおりです。
「33年間に亘って継続してきた日中間の研究協力と最新のデータを含む「一人っ子政策」の歴史的総括!!中華人民共和国成立後の60余年間におよぶ紆余曲折の人口政策史の歴史的確認と検証、および改革・開放後のいわゆる「一人っ子政策」実施後の動向を年譜と統計でフォローする。ネット検索などではとらえられない、第一次資料的価値をもつ貴重な現実を提示するとともに、今後の中国の人口・社会学の再構築にとって重要な知見を示す。」

c0223638_17225723.jpg著者:若林敬子(東京農工大学名誉教授) 聶 海松(NIE HAISNG)
    2012年12月刊行
定価:8820円(本体8400円+税)
発売日:2012年12月
発行:御茶の水書房
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by joi-maba | 2013-01-22 17:26 | Books | Comments(0)
人口学から見た少子高齢社会 

早稲田大学名誉教授の嵯峨座晴夫先生の著書が発行されました。

中央学術研究所のアーユスの森新書シリーズの第8号となります。

本書は人口学、社会統計学を専門とする著者が日本の少子高齢化の社会状況を分かりやすく解説したものです。

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嵯峨座晴夫著
新書判・206頁
945円(税込み)
2012/10/30刊・佼成出版社

出版社のホームページの案内文を転載してみます。

65歳以上の割合が人口の21%を超えた社会を「超高齢社会」と呼びますが、日本は2010年に23%を超え、現在、その割合は世界最高の水準となっています。一方、1970年代以降、教育の普及や産業化の進展、女性の社会的地位の向上などにより、出生率は低下し続け、少子化による人口の減少が進んでいます。

著者はこうした人口動態の変化の原因を探り、今後の日本社会や経済に与える影響、高齢者の生き方や生きがいにおける課題を、最新の人口統計を基に分析しました。その上で、今後さらに加速するであろう少子高齢化に備え、高齢者が生きがいをもって生活できる社会環境をあらゆる世代が共同で構築していく必要性を指摘。さらに、すべての人の生き方が尊重される社会を目指すことは、それぞれの人生を豊かにすると主張しています。

構成は、次のとおりです。

終章の「サクセスフル・エイジング」という言葉、とても魅力的ですね!

アンチ・エイジング、ウィズ・エイジングなどの言葉も聞いたことがありますが、サクセスフルというのは、なかなか気のきいた心地よい響きですね。

序 章 人口学的見方について
第1章 人口減少と庁高齢社会の到来
第2章 人口が社会を変える
第3章 社会が人口を変える
第4章 長寿化の原因と結果
第5章 高年齢人口の特徴と高齢者の生活
第6章 日本人口の将来展望
第7章 新しい高齢者の生き方―サクセスフル・エイジング


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閑話休題
嵯峨座先生の珠玉のエッセーを紹介しましょう。
『人口学の周辺を歩く』 (1300円)です。

これは、1995年の発行ですが、ジョイセフで以前発行していた月刊誌「世界と人口」の連載をまとめて単行本にしたものです。ちょうど先生の還暦記念の年でした。ジョイセフで扱っています。

http://www.joicfp-shop.com/item/book/bookmenuindex.htm

4ページほどのコラムなどで構成された本書は、人々の生活と密着したことがらを扱っていて、読み進むほどに面白さが増す書物です。すべて読み終わった後に、改めてこれが人口問題なのかと思わせるところに、本書の最大の特色があります。

こちらもどうぞ!!
この本には、いくつか思い出があります。
挿絵を描いてくださった福田常雄さんから、出版記念に深紅の大きなバラ1輪のプレゼントがありました。
あれから17年…。光陰矢の如し、です。
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by joi-maba | 2013-01-15 22:42 | Books | Comments(0)
世界の人口開発問題 <人口学ライブラリー12>
昨秋、人口学ライブラリーシリーズの12番目として、刊行された書籍をご紹介しましょう。
人口学の専門家9名の執筆によるもので、出版社によるとの案内では「先進諸国の財政難、一方で途上国や新興国には経済発展とひずみ(資源不足、格差、失業、若者の反社会化)――これら問題の根底には人口問題がある。人口開発問題を、世界が掲げるべき最上位の問題設定として総括した注目書」と紹介されています。

阿藤 誠/佐藤龍三郎編著
A5判・320頁
3360円(税込み)
2012/9/25刊・原書房

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また、編者は、「世界の人口問題は決して過去のものではなく、すぐれて今日的課題でもある。……、出生力転換の成功に起因して長寿化・少子化による世界的高齢化の進行、先進地域の超少子化現象にも注目が集まっている」、「本書は、人口開発問題に対する国際社会の取り組みの歴史、人口と食糧・資源・環境・貧困問題との関係を取り上げるとともに、新たな認識枠組みを提起した」と述べています。

各章ごとのテーマのもとに、世界の人口開発問題を包括的に論ずる大きな試みとして、ご関心のある方々にはぜひお薦めしたい労作です。

第1章 人口開発問題と国際社会の対応
第2章 世界人口と都市化の見通し
第3章 世界人口と食料・資源・環境問題
第4章 世界の貧困と人口開発戦略
第5章 出生力転換とリプロダクティブ・ヘルス/ライツ
第6章 死亡力転換と長寿化のゆくえ
第7章 人口の年齢構造変化と社会経済開発
第8章 国際人口移動と移民問題
第9章 人口と開発の持続可能な未来を探る
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by joi-maba | 2013-01-15 21:31 | Books | Comments(0)