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お産婆さんに取り上げてもらいました(吉備路の総社生まれ)
私の宝物(2)
このジグソーパズルは1540ピース。赤道部分で5000万分の1の大きさですが、パネルに貼った仕上がりは縦60㎝、横90㎝ほどです(この1540という数字が、ちょっと忘れられません)。

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なにせ狭いところに住んでいるものですから、パズルに取り組んでいる間、幾日も立ったまま?寝ていました。なんて、これはうそです。でも広げておく場所が大変でした。世界の国々も今とはかなり様変わりしています。一番変わったのはドイツ、ソ連、アフリカでしょうか。でもいまだに平和な世界に程遠いのが現実ですね。

ピースがひとつ、とれて落ちてしまっています。いつごろ買って、長時間費やしたのか、もう忘れてしまいました…。

◆さて、本題に戻します。未熟児で生まれた息子の体重は1540g。32年ちょっと前のことです。原因は、妊娠中毒症の中でも、胎盤の機能が悪く胎児が育ちにくいことが原因と言われ、珍しいケースだそうです。身長や胸囲は測る余裕もなく小児科へ移動したため、1週間後に測った身長は42㎝でした。3月6日の予定が2月16日生まれ。それほどの早産でもないのに育っていなかったのです。

しばらくは対面も叶わず、生きているかどうかさえ、疑心暗鬼でした。お医者さんがポラロイドの写真を1枚くれて、それを眺めて過ごしていました。正直ほんとにつらかったです。1週間後、やっとガラス越しに対面できましたが、腕の太さは女性の親指くらい、脚は男性の親指ほど。鼻には栄養補給用のチューブがつながっていました。

生まれてから1カ月間は保育器で過ごし、その後1カ月間は赤ちゃん用ベッドに入院。梅の季節から桜の季節を過ぎて、体重が3190gになった時、ようやく退院できました。ちょうど生後2カ月目、4月16日のことです。ミルクのにおいのする小さな「生き物」をぎゅうっと抱きしめ、頬ずりし、頭をなで、目を見つめ…、あの時のうれしい気持ちを忘れることはありません。
私はと言えば産後、むくみはみるみる快復し、高血圧は薬で徐々に治りましたが、強度の頭痛に連日悩まされました。通常の産婦さんよりは長く、3週間ほどで退院。授乳や育児をしなかった(できなかった)ので、睡眠不足になることもなく過ごしました。あとは面会のため数日おきに病院に足を運び、ガラス越しにしばらく息子を眺めて帰宅という生活が続きました。

今は、ずいぶん様子が違うらしいですね。スキンシップを重視して面会もガラス越しではないし、飲む子がいなくても、搾乳した母乳を冷凍保存しておくのかも。

日本で妊娠・出産ができたからこそ、母子とも、「今」を生きられているのだと、医療に心底感謝しています。
途上国では健診もお産の介助も受けられず、命を落とす女性や赤ん坊が後を絶たない現実を、何とかしていきたいですね。お母さんが亡くなると、生まれた赤ちゃんも育たないことが多いそうです。2015年までに、この現実に立ち向かいましょう!!
by joi-maba | 2010-02-01 19:37 | 日々
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