3月3日はお雛祭り。この日、樋口恵子さんのお話を聴いてきました。会場は、女性と仕事の未来館。思ったとおり、圧巻でした。言葉名人の話術にも、言葉も、もちろん内容もです。本当に惹きつけられてしまいました。200人近くのうち、眠っている人は多分1人もいませんでしたよ。
いくつか、拾っておきます。
★
21世紀はおばあさんの時代。しかも
BBのおばあさん。BBはフランスのブリジッド・バルドーではありませんよ。Binbo oBaasan(びんぼうなおばあさん)のBBです。つまり、21世紀半ば、BBの大量発生の恐れありとの警告。
(ウフフ。これを読んで「まだ30代、私は若い」と思っているあなた、今世紀中には高齢者の仲間入りが約束されています! 2050年をイメージしてみてください。)
(私は恐らく「空のかなた」を優雅に舞っているはずですけどね。「○○○○っ子、世にはばかる」んじゃないの?という陰の声には、耳を貸したくありません。)
★もしもバンクーバーの五輪に「高齢化」という種目があったら、
日本が3つのメダルを独占すること間違いなし。
●金メダル
授賞理由は、平均寿命世界一
●銀メダル
65歳以上の人口が7%→14%に倍加する年数が24年というのは世界最速記録
●銅メダル
65歳以上の人口が4人に1人(2割を超えているのは日本だけ)
金と銀は結果を示していますが、銅については何とかしなければならない大きな課題
ところで、シンポジウムのテーマは
「いま、求められる高齢女性が働ける場づくり・仕組みづくり」です。集まったのはさすが団塊の世代以上が多かったですが、「女性」をテーマにしていても半分くらいは男性! 半々というのは、共に考え、取り組む姿勢が感じられていいですねぇ。
長くなるので、続きは後日に。