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お産婆さんに取り上げてもらいました(吉備路の総社生まれ)
日本のピルの生みの親:北村邦夫ドクター
2012年7月21日に、SRHセミナー100回記念大会が開催されました。SRHは、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス(生と生殖に関する健康)のことです。日本語は難しいですね。

100回とは、北村先生、本当に、本当におめでとうございます!

このセミナーは、日本でピルが承認された1999年に、SRHの主要課題である「避妊と性感染症予防」をテーマにスタート。当初は、医師や看護職の人たちにピルの正しい理解を図ることを目的としており、その後は性感染症予防など、その時々のテーマを加えてきたそうですが、全国を回ってきた継続の大きな力を感じます。

日本でのピル承認は、何と国連加盟国中最後なのです。当時、未認可の日本は北朝鮮、アフガニスタンなど5カ国と並ぶ国でした。驚きますねぇ。

北村先生からのお礼のスピーチでは、ピル認可に奔走した苦労話が語られました。国会の場で、ピルに対して国民が危惧することがらを一つひとつクリアしていくまで、若手の官僚たちが協力を惜しまなかったことは、今だからこそ公にできる秘話ということでした。おそらく本邦初公開の話なのでしょう

SRH分野のオピニオンリーダーとして有名な北村先生は、産婦人科医/日本家族計画協会専務理事/家族計画研究センター所長です。昨年、緊急避妊薬が認可されたのは、奇しくも先生の還暦の誕生日(2月23日)でした。


日本のピルの生みの親:北村邦夫ドクター_c0223638_21345099.jpg会場内での写真撮影は許可されませんでしたので、これは交流会での写真です。いつものスーツではなく、先生曰く、この日のために考えぬいたジャケットとシャツ(新調したのかな?)、すてきですね。そしてこの満面の笑みも。

実は私とのツーショットだったのですが、トリミングしちゃいました。



日本のピルの生みの親:北村邦夫ドクター_c0223638_21365091.jpg


ロビーで出展していた製薬会社の展示コーナーのコンドームたち(?)はとっても多彩で、チョコ味・イチゴ味あり、HOTに感じる不思議なゼリーつきバタフライの包装のおしゃれなものあり、カラフルで遊び心がいっぱいでした。

避妊にはピル、性感染症予防にはコンドームを!

若者のセックスレスも増えているらしいですが、二人のよい関係のなかで大いに性を楽しみましょう。もちろん若者だけでなく、中高年もですよ~!
「みんなで作ろう、友達の輪、作っちゃいけないクラミジアの輪」

ともあれ、150回、200回に向けて、SRH万歳!を目指してくださいね。
by joi-maba | 2012-07-22 21:50 | 日々
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